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title: 日本人の英語力はどの程度か｜佐藤伸明
description: EF英語能力指数で日本は96位。一方でTOEIC公開テストでは受験者の4人に1人が745点以上だ。どちらも自分から受けに来た人の数字で、職場の実力ではない。バイリンガル採用の前に、どの言語が必須かを決める。
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# 日本人の英語力はどの程度か

[佐藤伸明](https://nobusato.jp/ja/profile?hsLang=ja)

![EF英語能力指数2025で日本は96位、TOEIC公開テストの745点以上は受験者の24.6%](https://nobusato.jp/hs-fs/hubfs/japan-english-proficiency-cover-ja.png?width=1200&height=630&name=japan-english-proficiency-cover-ja.png)

日本人は英語が苦手だ、という印象は根強い。数字もそれを裏づけているように見える。EF英語能力指数の2025年版で、日本は123の国・地域のうち96位、5段階で最も低い「非常に低い」に入った。一方で、TOEIC公開テストの2025年度の平均は616点で、受験者の4人に1人は745点以上を取っている。

片方は「非常に低い」と言い、もう片方は4分の1がそれなりに使えると言う。どちらの数字も間違ってはいない。測っている集団が違うだけだ。

## 二つの数字は誰を測っているか

EF EPIのデータは、EFが提供する無料のオンラインテストの受験結果で、世界全体で約220万人分だ。抽出の設計はなく、時間を使って英語のテストを受けようと思った人だけがサンプルに入る。EFが英語教育を事業にしている会社であることも、順位を読むときには頭に置いておきたい。

TOEICのデータは、運営団体であるIIBCの公開テストの結果で、2025年度は延べ75.5万人。受験は有料で、昇進や卒業、就職活動でスコアが求められて受ける人が多い。うち社会人は延べ30.8万人で平均649点、学生は延べ43.4万人で平均592点だ。

どちらも「自分から受けに来た人」の数字である。日本の就業者は6,828万人で、1年間にTOEIC公開テストを受ける社会人はその0.5%にも届かない。しかも同じ人が年に何度も受けることがある。「96位」も「平均616点」も、そのまま「日本の職場の英語力」とは読めない。

0%4%8%12%45145245345445545645745845895845+ 9.2%745+ 24.6%トータルスコア（50点刻み、各帯の下限を表示）出所：IIBC「TOEIC Program DATA & ANALYSIS 2026」、2025年度公開テスト延べ755,473人

**図1**TOEIC L&R公開テスト2025年度のスコア分布。845点以上が9.2%、745点以上が24.6%。これは受験者の分布で、日本人全体の分布ではない。

## 弱いのは「話す」で、「読む」ではない

リーディング454リスニング437ライティング394スピーキング393世界の総合平均 488出所：EF EPI 2025 日本ファクトシート

**図2**EF EPI 2025の日本の技能別スコア。リーディング454、リスニング437、ライティング394、スピーキング393。読むと話すで60点の差がある。

EFは2025年版から、スピーキングとライティングをAIで採点している。日本はリーディング454に対してスピーキング393だ。そして採用でよく使われるTOEIC L&Rが測るのは、聞くと読むだけである。足切りに使われがちなスコアが、いちばん弱い技能をちょうど測っていないことになる。

地域差もある。関東が478、最も低い中国地方が436。都市別では東京が480で、国内では高い側にいる。

## 条件を三つ掛けると、母集団は消える

[人材マップは名簿ではない](https://nobusato.jp/ja/blog/talent-map-is-not-a-list?hsLang=ja)の記事で掛け算の話を書いた。条件を一つ足すたびに、母集団に比率が一つ掛かる。語学の要件は、いちばん気軽に一回多く掛けられてしまう条件だ。

仮の例で考える。ある職種で東京に経験者が1万人いるとする。英語で会議ができて文書も書ける人が仮に1割なら1,000人。そこに日本語ネイティブ並みという条件を足すと、さらに減る。業界経験、年数、転職のタイミングまで重ねると、実際に接点を持てるのは数十人かもしれない。比率はどれも仮置きだが、掛け算の構造は本物だ。

実際に経験したこともある。バイリンガルのPMを半年探しても見つからなかった。要件を見直して「日本語ネイティブレベル」を緩めたところ、1か月で採用できた。ポジションは何も変わっていない。変わったのは、どれを必須とするかだけだ。

## どの言語が必須かを先に決める

まず一つの問いに答えるとよいと思う。このポジションは、一日の仕事の大半をどの言語で終わらせるのか。

- 相手が主に日本の顧客や日本のチームなら、日本語が必須。英語は「メールを読み書きでき、本社の会議に参加できる」程度と書ける。
- 相手が主に海外の本社や多国籍のチームなら、英語が必須。日本語は「日本の同僚と日常のやりとりができる」程度と書ける。
- 両方とも重いなら、希少なポジションだと認めたうえで予算と期間を組む。あるいは二つのポジションに分けることも考える。

もう一つ、話す力が要るポジションをTOEICのスコアで絞らないこと。あれが測るのは聞くと読むだ。英語で会議ができるかを知りたいなら、面接の中で20〜30分英語で話すほうが早い。職種そのものの採りにくさは、[職種別の有効求人倍率](https://nobusato.jp/ja/blog/japan-job-openings-ratio-by-occupation?hsLang=ja)で先に確かめておける。

一つ目。どちらの出所も日本のサンプル数を公表していない。EFのサンプルは自分から英語を学ぶ人に偏りやすく、順位の変化には参加国が増えた影響も混じっている。2011年の初回調査では日本は14位だった。

二つ目。TOEICの分布は延べ人数で、同じ人が年に複数回受ければ重複して数えられる。

三つ目。上の掛け算の例は仮定だ。実際の比率は職種によって大きく違うので、ポジションごとに描く必要がある。

いま抱えている求人の「英語ビジネスレベル、日本語ネイティブ」という一行は、本当に両方とも必須だろうか。

データ出所

- [EF EPI 2025 日本ファクトシート（技能別・地域別スコア）](https://www.ef.com/assetscdn/WIBIwq6RdJvcD9bc8RMd/cefcom-epi-site/fact-sheets/2025/ef-epi-fact-sheet-japan-japanese.pdf)
- [EF EPI 2025年版発表（123の国・地域、約220万人、日本96位・446点）](https://kyodonewsprwire.jp/release/202511199432)
- [nippon.com：日本の英語力96位、「非常に低い」レベル、2011年は14位](https://www.nippon.com/ja/japan-data/h02620/)
- [IIBC「TOEIC Program DATA & ANALYSIS 2026」2025年度L&R公開テストの受験者数・平均・スコア分布](https://www.iibc-global.org/hubfs/library/default/toeic/official_data/pdf/program-data-analysis-2026.pdf)
- [総務省統計局「労働力調査（基本集計）2025年平均」就業者6,828万人](https://www.stat.go.jp/data/roudou/sokuhou/nen/ft/pdf/youyaku.pdf)

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